退団ボーアはどこに? 「オーナー&社長」史上初の体制で優勝争いを 「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記

とらほー速報
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 巨人のボーアが矢野阪神に牙をむく!? 阪神は藤原崇起オーナー(68)=阪神電鉄会長=が12月1日から球団社長を兼務することを正式発表(10月18日アップのコラムで詳報)しました。球団社長が置かれた1960年からオーナーが球団社長を兼務するのは球団史上初めてです。来季が3年契約の最終年で勝負の年の矢野燿大(あきひろ)監督(51)と二人三脚で16年ぶりのリーグ優勝を目指しますが、同オーナーの社長兼務が発表された同日、ジャスティン・ボーア内野手(32)の自由契約も発表されました。17本塁打、45打点に終わったボーアは期待外れの成績でしたが、自由契約公示の当日に獲得調査と思える動きを見せた球団が、まさかの原巨人とは…。近未来に意外な展開が待っているのかもしれません。

 ■度重なるコロナ禍

 タイガースの14人目の球団社長に、歴史上初めてオーナーが兼務する形で就任しました。1960年に戸沢一隆が就任してから長田睦夫、小津正次郎、中埜肇、岡崎義人、見掛道夫、三好一彦、高田順弘、野崎勝義、牧田俊洋、南信男、四藤慶一郎、揚塩健治(敬称略)…と続いて14代目の阪神球団社長には藤原オーナーが球団社長を兼務することになったのです。

 「経済も(コロナ禍の)こういう状況の中で今、各部門ともいろいろ必死でやっている。総合的に考えて私がやることが、今の一番いいやり方かな、というところです」と語った藤原オーナー兼球団社長は今後の球団運営について「まずは現場に行きます。現場の実態が分からないと判断できない。一生懸命話を聞いて肌で感じて考えていきたいですね」と表情を引き締めました。

 藤原オーナーが社長を兼務する裏にはさまざまな事情があります。

 今季の阪神は度重なるコロナ禍で球界内外から批判を浴びました。開幕前の3月下旬には藤浪ら3選手が大阪市内の知人宅での会食で新型コロナウイルスに感染。同じ席にいた神戸市内の女性も罹患(りかん)し、不特定多数で会食していたことが問題視されました。さらに9月19日の名古屋遠征中、福留、糸原らが球団の定めたルールの上限を超える人数で会食し、計5選手が感染。チームスタッフ4人の感染者も出し、結果的に球団が独自の判断で濃厚接触者扱いとした選手を含めて10選手が出場選手登録を抹消される事態となりました。

 一連のコロナ騒動について阪急阪神ホールディングス(HD)の総帥、角和夫代表取締役会長グループCEO(71)は9月30日の関西財界の会合に出席した後、「(阪神には)ケジメをつけさせないといけない」と大激怒(10月4日のコラムで詳報)。グループ総帥の“鶴の一声”が判明してから、わずか5日後の10月9日、揚塩球団社長が緊急会見を開いて「2度にわたって、球界全体にご迷惑をかけた事実は否めません」と引責辞任を発表しました。

 ■火中の栗を拾った理由は

 しかし、辞任会見で明らかになったのは揚塩球団社長が11月末まで在任し、12月1日付で新社長に移行するという不思議な人事異動の形態でした。普通なら辞任会見して即、新体制発表…のはずがそうはならなかったのは、球団社長の後任人事が定まっていなかったからです。タイガースの社長は何かと目立ち、結果責任をすぐに問われます。ましてコロナで不評を買った直後とあって、阪神電鉄本社の幹部たちにとっては「火中の栗を拾う」球団社長の座は敬遠に値するポジションだったのでしょう。

 まして阪急阪神HDのエンターテインメント事業のスポーツ部門に属するタイガースの現在地は、その昔のように阪神電鉄本社の都合や社内事情だけで簡単に物事は運びません。今回の角CEOの「ケジメ発言」の影響力が物語るように、常に阪急側の視線を意識しなければならず、グループ内での球団社長としての経営責任は重みを増す一方で、結果責任もすぐに問われる厳しいポストなのです。

 実は今回、藤原オーナーが社長兼務に至った流れも成り手がいなくて後任人事に悩む同オーナーに対し、阪急阪神HDの角CEOや杉山健博社長の強い意向が働いた…という内部情報があります。「阪急から言われなければ藤原さんも(球団社長は)やらんかったやろ」とある電鉄関係者は言い切っています。こうやって内部事情を探れば探るほど、藤原オーナー兼球団社長は阪神電鉄としてタイガースの直接経営権を阪急から“守る”最後の砦(とりで)なのかもしれませんね。

 こうして生まれた藤原オーナー兼球団社長は来季が3年契約の最終年となる矢野監督と16年ぶりのリーグ優勝を目指すわけですが、オーナーと球団社長の兼務の発表があった当日、阪神はボーアの自由契約も発表しています。メジャー6シーズンで92本塁打を誇るボーアをV奪回の切り札として迎え入れた今季の阪神でしたが、期待の大砲は99試合に出場して打率2割4分3厘の17本塁打、45打点。引っ張ってライトだけではなく流してレフトにも本塁打が打てる…というふれ込みで「バースの再来」とまで期待されましたが、わずか1シーズンで自由契約…。

 ボーア自身は11月7日に帰国した際、親日家らしく「日本食はおいしく、日本は最高です」と来季以降も日本のプロ野球でプレーすることを望んでいました。すでに代理人に対しても大リーグよりも日本のプロ野球球団との契約を優先するように指示している、という情報もありますね。

 ■興味を示した、あの球団

 そして、衝撃的な情報が舞い込んできたのです。ボーアが自由契約公示された日に、まさに獲得調査のような動きを見せた球団が1つだけありました。それはなんと原巨人! 獲得調査を思わせる具体的な言動は書けませんが、ある球界関係者はこう話しました。

 「最低、巨人の新外国人獲得リストにボーアの名前が載っていることだけは間違いないでしょう。他の候補との見比べで、最終的には獲得に至らない可能性もありますが、興味を示しているのは間違いない」

 巨人は今季、メジャー通算1312安打、88本塁打のパーラを獲得しましたが、すでに右膝の故障で帰国していて日本シリーズの出場選手登録からも漏れています。今季は47試合出場で打率2割6分7厘、4本塁打、13打点。単年契約で今季限りで退団でしょうね。シーズン途中に楽天からトレード(6月25日に池田との交換)で獲得したウィーラーは主に一塁を守り、98試合に出場、打率2割4分7厘、12本塁打、36打点でした。38度目のリーグ優勝に貢献した-とは評価されていますが、数字的には物足りませんね。

 巨人は今季、中島とウィーラーなどに一塁を任せましたが、来季に向けて一塁は補強ポイントになるポジションです。仮にボーアを獲得すれば右投手にはボーア、左投手には中島…のツープラトン起用も可能です。

 そして、巨人がボーアを評価?する理由は今季の成績にも深く関係すると思いますね。ボーアの5球団の対戦成績で最も数字が悪いのは巨人です。打率1割5分9厘の2本塁打、5打点です。巨人の投手陣はボーアを徹底的に研究し、低めの落ちる球と左腕攻めで封じ込みました。ところが、ボーアは巨人以外のチームとの対戦では、ヤクルトには打率2割5分4厘、6本塁打、14打点、DeNAには打率2割9分7厘、2本塁打、5打点、中日には打率2割3分2厘、5本塁打、9打点、広島には打率2割7分4厘、2本塁打、12打点…。つまり巨人の投手陣以外の投手には悪くない数字を残しているのです。

 巨人に入れば当然ながら巨人の投手陣とは対戦しません。阪神投手陣が巨人と同じようにボーアを抑えられる保証はありません。そして、恐ろしいのは本拠地が広い甲子園球場から狭い東京ドームに移ることですね。ボーアのパワーなら年間70試合近く東京ドームで試合をすれば、何発打ちますかね。阪神では発揮できなかったパワーが巨人で炸裂(さくれつ)するとなれば、それは阪神にとっては悪夢です。

 巨人はDeNAとの2年契約が切れたソトの獲得の噂もありますね。なんだか嫌な予感しか、しなくなりました…。

 阪神はボーアを自由契約にした後、新外国人選手として今季、韓国KTで47本塁打、135打点をマークしたメル・ロハス・ジュニア外野手(30)の獲得調査を進めているもようですが、ロハス・ジュニアはメジャー経験ゼロです。ロサリオ、サンズと韓国球界から選手を供給するルートが確立しているのですかね…。韓国球界での数字はあてにならず、ロハス・ジュニアの力は未知数です。

 ともかく藤原オーナー兼球団社長と矢野監督は二人三脚でチームづくりを進め、来季は最低条件として優勝争いでしょう。タイガース史上初の体制がチームを優勝に導けば幸いですね。そしてボーアは何処に…。今回の情報が単なる怪情報で終わってくれればこれも幸いです。

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 【プロフィル】植村徹也(うえむら・てつや) 1990(平成2)年入社。サンケイスポーツ記者として阪神担当一筋。運動部長、局次長、編集局長、サンスポ特別記者、サンスポ代表補佐を経て産経新聞特別記者。阪神・野村克也監督招聘(しょうへい)、星野仙一監督招聘を連続スクープ。




ボーアはジャイアンツが獲得調査してるのか。来季阪神が痛い目見るのが目に浮かぶわ。 退団ボーアはどこに? 「オーナー&社長」史上初の体制で優勝争いを 「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記(産経新聞) #Yahooニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/8e6ec0d3aefd9811cb20902c457c86b1b82081c2 



😑 巨人がボーアさんに興味? ドームなら成績残すのは間違いないな‥… 😮オリックス! 取らんかい! 退団ボーアはどこに? 「オーナー&社長」史上初の体制で優勝争いを 「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記(産経新聞)  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201123-00000503-san-base 


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