阪神井上がまとう4番の雰囲気 1軍でもまれる時期

とらほー速報
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12球団でもっとも早い実戦形式の練習、無観客がもったいなく感じた。高卒2年目の西純矢は落ち着いたマウンドさばきだったし、勝負がかかる高山俊、北條史也といった顔ぶれも打撃でアピール。梅野隆太郎の「梅ちゃんバズーカ」も飛び出したし、見どころはなかなか多かった。

とはいえ味方同士で戦う紅白戦でみんなが満足する結果を出せるはずはない。西純と同じ高卒2年目の井上広大も悔しい思いをした1人だろうか。その西純の前に見逃し三振を喫すると、失策で塁には出たものの安打は出なかった。

この紅白戦を前にした3日、指揮官・矢野燿大と虎番キャップたちの間で少し面白いやりとりがあったようだ。紅組の4番打者を大山悠輔と明かした矢野にある記者が「白組は井上?」と聞いたときのこと。

自分も18年前は虎番キャップだったのでその記者の気持ちは分かる。井上はルーキー佐藤輝明と同じく将来の主砲候補。ここで4番に起用されれば紅白戦とはいえファンは「おっ」と思うだろうし、記事としていわゆる「見出しが立つ」。

井上は昨年、高卒新人にもかかわらずウエスタン・リーグで4番を務めていた。2年目で初めて参加している宜野座キャンプの“初実戦”でも「1軍4番デビュー」となれば、これは興味を引くはずだ。

しかし矢野の考えは違った。「井上はちょっと早すぎるやろ。(2軍で4番でも)こっちに来たら8番や。まだ早い」。ぴしゃりと否定した。実際は6番だったが。この辺の微妙さは面白いのだが、井上に要らぬプレッシャーをかけることはないし、もちろん、現状では白組の4番を務めた陽川尚将の方が格上だ。

それでも「4番を…」と思わせる雰囲気が井上にはある。“広島3連覇監督”の日刊スポーツ評論家・緒方孝市は「井上は1軍で練習させ続ければいい」と言った。2軍で基本から鍛えなければならない選手もいるが、1軍でレギュラー級の選手にもまれる時期に到達している若手もいる。井上はそのレベルに達しているという見立てだ。

そう思えばオープン戦ラストまで井上を1軍で見たい気はする。チームの中心の落ち着きを出してきた大山に加え、佐藤輝明、そして井上。この3人でクリーンアップを組める時期が来れば…。沖縄の陽光のせいか、ガラにもなくワクワクしてしまった。(敬称略)




確率を高めるために当てにいくスイングは要らんで。フルスイングでいこう!小さくまとまらんように。  https://twitter.com/ONikkansports/status/1357500008359096321 


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